R2のインプレッション

R2





こちらでも、もう一度書きますが、R2は男性向けの車ではない

(でも、中年男性ならともかく、大学生なら大丈夫だと思うw)










そこで、何故R2に乗っているかというと、機械的な面白さ

Rグレードに搭載されているエンジンは新開発の

直列4気筒 DOHC 16VALVE AVCS(可変バルブタイミング)





エンジン





1気筒あたりの爆発が小さい為、静粛性が保たれています。

バイクでもシングルやツインはうるさい傾向がありますが

4気筒はシュンシュン回って静かなのと同じですね。

4気筒は3気筒よりも回さなくてはいけないので、うるさいという話もありますが

4気筒の方が静かだと思いますよ。





4気筒エンジンの静粛性、なんて紹介しましたが

実際、室内空間の静粛性は高いものがあります。

エンジン音なんて全然気になりませんしね。

一番静かに走れる回転数は2500rpm程、5速で60km程でしょうか

それ以上になるとエンジンの低音が聞こえてきます。

逆に最高出力を発揮する6400rpmでは気持ちのよい高音を響かせます。

少し気になるのは、ロードノイズでしょうか

他の車でも聞こえるものかもしれませんが

エンジン音が静かなだけに相対的に目立ちます。

あと、2800rpm位の時にアクセルを開けていくと

透き通った吸気音が聞こえ最高ですw





可変バルブタイミングはCB400SFのVTECのように

ある一定の回転数で切り替わる、というものと思っていたのですが

バルブの開閉タイミングを常時、回転数によって変えるシステムのようです。

これのおかげで、全域に渡ってトルクがあるように感じます。





4気筒のエンジンなんですが、レッドゾーンは

3気筒のエンジンと変わらないんですよね(苦笑

スポーツカーではないので、中低速重視なんでしょうが、残念な所。

また、そのせいなのか、4気筒の割に吹け上がりが悪いような気もします。

同時にエンジンブレーキの効きも弱いです。





速さとしては、NAの軽自動車では最速の部類に入ると思います。

4気筒の吹け上がりの良さと、DOHCのエンジン。

ekワゴンと加速勝負した時は、3速で結構差がつきました。

あちらは3速のオートマですから、5速のMT車と勝負すれば当然の結果ですが。

他の車と比べればエスティマの低グレード車にジリジリ離される程度。

当然ながら、軽のターボ車やセダンには、踏み込まれれば置いてかれます。

とはいえ、こちらがレッドーゾーンまで回して、ガンガン走っても

それらの車よかは、燃料を消費していないわけで、環境にも優しいですw











燃費はRグレードのCVTでクラストップクラスの24km/l

MTだと22.5km/lです。

さすが、1割は燃費が改善されると言われるCVTw

うちのは、AWDのMTなんですが、カタログ値で20.5km/l

流れの良い国道を走っての実測値では

大体18km/l程度、全ての信号でフル加速して16km/l(ぉ

最高で20km/l程を叩き出しました。

ドライブなんかに行けば、もっと燃費は伸びるでしょうが

通学にしか使っていません。

それで、この燃費というのは、かなり良い値だと言えるのではないでしょうか










リアブレーキ フロントブレーキ





ブレーキはスバルの軽自動車伝統の4輪ディスクブレーキではなく

後輪はドラムブレーキ、非常に残念な所。

バイクなんかだと、その効かなさに驚いたりするのだが

車だと、あまり違いはわかりません。

R標準装備の4センサー4チャンネルABSと相まって

なんの問題もなく踏み込めます。

ブレーキのコントロール性はそんなに悪くないと思います。

若干、直接的で、もう少し柔らかくても良いかなぁ、とは思いますが





不満がある所は、制動倍力装置のせいなのか

例えば、停車しようと3速3000rpm辺りから一定でブレーキを踏んでいると

速度が落ちてきたあたりでガクガクと揺れます。

また、この時、一時的に急に制動が弱くなるので

強くブレーキを踏まなくてはいけなくなります。

これは急にくるので驚きますし、不快ですね。

今度ディーラーに聞いてみよう。












Lサス Rサス
さ、錆びてる(汗





普段の走行では4輪独立式サスペンションが頼もしい。

それぞれが独立しているわけだから、上手くショックを吸収してくれる。

R2の重厚で、上質な乗り心地は4輪独立式サスペンションのおかげ

と言っても過言ではありません。





しかしながら、コーナリング性能はあまり高くありません。

街乗り重視の柔らかいサスペンションではコーナーはキツイです。

開発者が高速でのコーナーも問題無い、と言っていたように

実用レベルでは問題ありません。

が、80kmでコーナーが連続するような場所や

前に車が全くいなく、交差点で急減速→右折

なんて流れの時は車体が傾いて、怖いですね。

まぁ、それも最初の頃の話で、慣れるにつれ、上手く曲れるようになりましたが。





コーナーでの挙動は、ニュートラルな感じですかね

ハンドルを回すと共に自然に曲がる感じ。

FFという事もあり、若干アンダー傾向ではありますが










フロント





モデルチェンジをして、デザインが変わってしまいましたが

ブタっぱなのフロントマスクw

飛行機の翼をイメージしたものらしいのですが

ブタと言われてもしょうがない。

分かってて買っているので問題はないのですが。

現行のモデルでは凡庸な面白みの無いデザインに変わってしまって残念です。

まぁ評判は悪かったですからねぇ





リア





フロントもですが、リアの方がR2だと一目で分かります。

リアビューの曲線の滑らかさは惚れ惚れします。

ゆっくり走っていると、そうでもないのですが





テールノーズ





とばし気味のR2のテールノーズを見ていた時に実感しました。

BMWやフィアット、アルファロメオのアンドレアス・ザパティナスがデザインしたR2は

それこそ、カスタムされたミニといった、ヨーロッパの車を彷彿とさせます。










ビスカス式フルタイムAWDは安定感があります。

ウェット路面での強さも、そうですが

地域柄、冬は雪道を走る機会が多いので、助かっています。

圧雪路のコーナーでは、後輪が滑っても、コントロールできる安心感があり

怖さというよりも、むしろ楽しいと感じる程です。

そこら辺は、さすがスバルのAWDと言ったところでしょう。










軽自動車だと、安全性に疑問があるところですが

R2は、NASVAの衝突安全性能総合評価で

運転席・助手席ともに5つ星を獲得しています。

これは、そこら辺の普通車よりも高い評価です。

安全性でR2を選ぶのもありでしょう。










ステアリング





内装は、上質という一言です。

瑠璃色の標準内装カラーは、オフブラックですが

シックで、軽自動車とは思えない内装です。

パネル類のデザインの統一感は素晴らしく





計器





メーター類も速度計中心に回転計、燃料計といったメーター類が

バランスよく並んでいます。

シートも比較的グレードの高い物が使われており……

でも、最初のほうは腰が痛くなりましたが(ぉ










視界はご想像の通り、悪いです(ぉ

前面、左右は問題ないのですが、斜めの前後がとにかく悪い

まず、斜め前方の視界が悪い為にコーナーの先が見通せず困る事があります。

バイクの広い視界に慣れているので、なお更ですね。

次に、車庫入れのときに後ろを振り向いても、あまり見えません。

サイドミラーを見ながらバックする事になります。










意外に便利なのが、ドリンクホルダー

ちょうど、取り出しやすい位置にあるんですよ。

日よけに、鏡が付いていたりするのですが

これは、確か、化粧する時の為だとカタログに書いてあったような気がします。

男には関係ないですねw

バックミラーで髪をチェックするくらい。





ラゲッジ





ラゲッジスペースは広いとは言えませんが

スーパーで買い物をしたりする時には必要十分なスペースです。

タイヤとかを積みたい時には、リアシートを倒せばスペースが確保できます。










グレードはRがお勧めです。

iのSOHC、46馬力のエンジンでは不十分だし

タコメーターが付いていなかったはずなので。

それにRには、ABSや助手席にエアバックがついています。

スーパーチャージャーのモデルにMT仕様がないのは残念です。










軽自動車にしては、高い値段の分

4輪独立式サスペンションや上質な内装に力を入れ

工業的な完成度と快適な室内空間を実現したモデルと言えます。

DOHCの54PSを発揮するエンジンは街乗り、もしくは流れの良い幹線道路において

十分な馬力を発生させ、とばしたい時にはガンガン回せる楽しさをも秘めています。




サイド





特徴的なフロントマスクとは別に、全体のスタイルとしては軽自動車として

最適な全高で設計され、その走りは小型車を凌駕する程。

そのスタイルに騙されがちですが、「走る、止まる、曲る」といった基本性能を

追求した、車らしい車といえるのがR2です。

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